■派遣村 | 例:にしんを食べると怒らない

■派遣村

 毎年末、各種団体の一部などが行っている野宿者、生活困窮者の越冬支援が組まれてきているけれど

今年は不景気と輸出製造業界隈で大規模に行われている派遣切りに対応して

こちらも従来より大規模に行われているのが


年越し派遣村

だと認識していた。

 この派遣村に想定していた以上に入村希望者が集まった事により実行委が行政対応を求めた事へのネットの反応が酷い。

 

 なんだろうこの劣情は、と久々ネットを見るとついつい驚いてしまう。

 

痛いニュース

“年越し派遣村”実行委員会というのはパフォーマーだ!!テメエらで始めておいて手に負えないから行政

 

 ・越冬支援、炊き出しは毎年各所である

 ・越冬支援が一元化して大規模宣伝されることによって、路上で生命の危険に晒される危険が減る

 ・ボランティアイベントで想定の2倍の対象は捌けない

 ・原因は派遣切り。企業・政治(「選んだ」有権者)にある。

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 劣情に衝き動かされた書き手達の頭の悪さを論えばきりがないけれど、しかし

この書き手たちのレスポンスが無知ゆえだと即座に認識できてしまうほど判り易いが故、

人間に絶望せずに済むのがせめてもの救いなのかもしれないけれど

そんなブログがランキング上位を占めている世の中に希望なんてあるのか?

と一瞬過るが世論調査を見ればネットのそんな現状こそノイジーマイノリティーの跋扈とも納得できる。

 

 

 毎度この手の劣情の一部を構成する従前よりの左翼の社会行動への反発の

 

  ~○○をして左翼が目立っている→左翼が目立つために○○をしている~

 

 とまったく何時もの無様な劣情に則る顛倒も散見される。

 

 というか、何もしない自分の『撞着』を正当化しようとするとき頭を擡げる劣情の露呈だとこれほど判り易くていいのだろうか?と思ってしまうのだけれど

 

 そうか、劣情に支配される時ほどネットに書き込むものだからネットはこんな状況にあるんだね。

ということを計量的に分析できると面白そうだよね。でも誰かやってそうだしやらないし。